読書→「STUDY HACKS!」

「STUDY HACKS!」を読む。


「勉強などを楽しく続ける」という方法論は聞いたことがあるが、実際どうやって続けて行けば
いいのか、具体的な案がなかった。そこへ、本書の情報はいい。使える。


中でも「google ドキュメント」(注1)や「livedoor wiki」(注2)というサービスは使い勝手が良さそう。
(注1 http://www.google.com/google-d-s/hpp/hpp_ja_jp.html
(注2 http://wiki.livedoor.com/


グーグルドキュメントを使用すれば、テキストエディターのようなソフトを使用して、データをPCに保存する
必要がなく(バックアップする必要はあるかもしれないが)、どこからでもアクセスできるというのがいい。
それにそのデータを友人間などで共有できるというのも便利。(友人たちと旅行に行く計画をするとき、
資料をここに突っ込んでおけば、みんなでそのデータを元に話し合いができたりする。ファンタスティック。)


なかでも一番使えると思ったアイデアは「超メモ術」。
「超」などという言葉をつかって修飾しているから警戒してしまうが、実際このアイデアは使えると思う。
http://www.kirari.com/amz/note/


いままで本を読んで気づいたこと、そこからのアイデアなどを書きなぐっていたのだが、
検索しようとするとまったくみつからず、記憶につながらなかったりしていて効率が非常に悪かった。


だが、この方法を利用すれば、即座に検索できるようになる。(予定である)勉強やアウトプットの生産性が
より向上しそうな気配もする。ようはグーグルデスクトップみたいなものだ。


こうした情報系の本のメリットは、自分の知らない世界が広がっていることを認識させてくれ、
かつ使える情報を提示してくれること。そこがよい。


これによって、いままでタイムロスしていた点が改善されたり、あらたな行動パターンを
作り出せたりする。


確かに情報量に1500円支払うとなると、「なんだネットで検索したほうが安上がりじゃないか。
自分で探せばタダだぜ」という声もあるだろう。
それは確かだ。探せばフリーだ。


しかし、そもそも「ノートで検索する」やネット上でデータを保存し、共有するといった発想や
言葉が自分の中にあったらのはなしであって、そのようなものがなかったらどうやって検索をすればいいのだろうか。
それは原理的に不可能である。


だから、現在自分が使用しているワークフレームを壊し、より生産性の高い仕事、アウトプットをする上で、
このような情報系の本から得るものが結構たくさんあるのである。
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