努力をムダにさせないノート術?

はい、もどってきました。
では、具体的な方法論を記述していこうと思います。


まず、A6ノートを用意します。
そこの表紙に「6桁の番号」を付けます。
例えば今日からノートをとるとしたら、
2008年4月13日なので「080413」と書きます。
(↓参照。ちなみにぼくは昨日始めたので「080412」と書いてます。)


っで、実際にノートにかき込みます。
コツは「すべてをかき込む」こと。
そして、「一元化を徹底する」こと。
最後に「時系列に沿って左から右へ記入していく」こと。


手帳、日記、旅行記、行動記録、アイデア、講演録、打ち合わせ記録、読書感想、
新聞・雑誌のスクラップ、買い物リスト、らくがき。
これらを分類せずにぜんぶツッコむこと。これによって情報の一元化が可能になります。


これには少し驚きました。
イデアや読書感想、買い物リストに日記。
ほんとに文字通りすべてのデータをそこに詰め込めるからです。
しかし、ほんとに管理しきれるのか疑問もないわけではないわけですが、まぁ、ものは試しです。
とりあえず、やってみます。
以下には一元管理化のメリットを記述してみます。


① 持参のし忘れることがほぼない。1冊だけ持ってけばいいんだから。
(これは「日記帳」、これは「行動記録」、これはアイデアノートと 分けて管理していると、どれかを持っ
ていき忘れることが生じる。そして、すべてのノートを 毎日持ち歩くのも難しいから、別の用紙に「とりあ
えず書いておく」ことになり、それが紛失の原因になる。)


② ノートが小さいから、携帯するのがラクちん。(↓写真参考。今までこのノートはB5サイズで、ノートカバーに入れて
しようしていました。これにペンやポストイットなどをしまっておけるスペースがあり、なかなか重宝しているのですが、
ちょっとかさばってました。しかし、一元化ノートならば、持ち運びはとっても楽。
もし大きなメモ、例えばマインドマップなどで読書ノートを取りたい時は、A4紙にでもかいて、それを貼付ければOKです。


③ 検索が便利。(すべてのデータは「1冊のノートのどこか」にあることになるので、必ず見つかる。はず)


④ 継続できる。(分類の煩わしさから解放される点が一つ。もう一つは必ず見つかるシステムなので、
 努力が報われるため、続きやすいはず。また、「これはど日記ノートに書くべきか、アイデアノートに書くべきか」
という迷いが生じないのも継続を助けると思われる。)


⑤ 自分でノートをカスタマイズできるという楽しみ。(今までアナログ手帳としては、「ほぼ日手帳」を使ってきた。
これすんごい考えられて、消費者のニーズなどもフィードバックされ、改造されている手帳であるから、使いやすい。
けれど、やはりすべて望み通りとはいかない。)


⑥ もし紛失しても100円程度の損失にしかならず、代替可能なので(コンビニなどで売ってるから)、すぐにまた
 書き始められる。


とまぁ、このようなメリットがあるわけです。
一番大きなのは、やはり情報が一元化されるので検索が便利になり、情報が活用され、せっかくの努力が無駄死にせずに
済むという点だと思います。いや、ほんとに。


そして、ここが一番の肝の部分です。検索について少し書いてみます。
検索ができなければ一元化ノートの意味がまるでありません。乱雑に書き記されただけのノートと化してしまいます。

どうやって「検索」するるですが、これは「索引」をテキストエディターを用いて作成し、そこで検索をかけるという方法をとります。意外とシンプルな方法ですね。読んでいて拍子抜けしました。


たとえば、「この間みた『クローバーフィールド』の映画感想をちょっとみたいなぁ」と思ったら、テキストエディターを
立ち上げて、検索で「クローバーフィールド」とでも打ち込めば、どのノートのどの辺りにあるか分かる、という仕組みです。


以上のような手順を踏めば、日記や読書感想や行動日記やアイデアなどを記した情報に簡単にアクセスできるというわけです。


具体的な方法論(「索引」の作り方や、「どのように書いていくのか」など)についての記述は控えましたが、大方のやり方はご理解頂けたのではないかと思います。


あらゆる情報を1冊のノートに記す。そのノートに記す都度、「6桁の番号」(=日付)をかき込んでいく。ノートを使い尽くしたら、
そこでテキストエディターをたちあげ、「索引」を作成する。
後日、ある情報を調べたくなったら「索引」を利用して、情報を引き出す。


大略はこんなかんじですね。
あとは、どれだけ使えるか。


まだ昨日から実践しはじめたところなので、断言できることはまったくありませんが、いまのところ順調です。
書くのが面白い。新しいことに挑戦するのってワクワクしますよね。


怠惰な自分でも続けられ、やはり使える技術だなぁと判断しましたら、またご報告させていただこうと思います。

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