『1Q84』

村上春樹、待望の新刊がついにでた!


1冊500pを越える圧巻のヴォリューム(わぁお)。
青豆(あおまめ)と天吾という二人の人物の物語を交互に入れ替えて語る構成は、『海辺のカフ
カ』のカフカ少年とナカタ翁のそれ。
しばらくは村上ワールドにどっぷり浸かってられそう。
うぅ。
たまらん。


補記 2009/6/1
BOOK1<4月ー6月>読了。
表題の『1Q84』の意味が小説の中盤で明かされている。
「1984」年は青豆や天吾が生きている時代。
つまり、この小説の中での現在であり現実世界。
対して、「1Q84」は、青豆の眼に映る世界。
彼女にはどうみても月が二つ存在するように見える。
ある日、突然。
そこで彼女が、便宜的に、自分自身に見えている別世界を「1Q84」と名付けた。
「Q」はquestin markのQ。

この異界との交流という意味では、いつもの村上節が見える。
BOOK2<7月ー9月>ではどうなるのだろう?
わくわく。