すごいぜ、iPad


革命的なデバイスが登場しました。



「期待値が高いとあとで失望する」


と言われますが(実際そうです)、iPadにとって過剰な期待などなんのその。
プレッシャーにもなりません。軽くK点を超えていきました。
ズバッとね。


ほんとうに素晴らしい端末の登場です。
「革命的」とさえ言ってしまいたくなります。
いや、事実そうでしょう。
しかし、巷では、


「ただiPhoneがデカくなったでしょ」


といった批判ないしは揶揄も聞こえてきます。
悲しいことです。
しかしなにより悲しいのは、それが事実だということです。
たしかにiPadiPhoneがでかくなっただけの端末です(細か
くは違うでしょうけど、大きく言えばそうでしょう)。
そこはしぶしぶではなく、ぼくもおおいに賛同します。
iPadiPhoneやtouchがただデカくなっただけのデバイス。 
ごもっとも。
禿同です。


が、しかししかしです。


その「ただデカくなった」ということがどれだけすごいこと
なのか、ぼくたちはまだその本当の意味を知りませんでした。
本機に触れたとき、それが如何にすごいことだったのか、あ
なたも認めざるを得ないと思います。


根拠を示しましょう。


1 PDFデータがらくらく読める


これには驚きました。
アプリを起動して、放り込んでおいたPDFデータを立ち上げ
ると、バーンと「本」が登場します。
ウソじゃないですよ。ほんとうに本みたいに読めるんですよ。


楽屋裏の話をしますと、いままでしこしこと本を解体し、
PDF化をすすめてきたわけですが、正直心配ばかりしてまし
た。
iPadになったくらいでしっかり読めるのだろうか、と。
ときどきデータをiPhoneに入れて読んでりしていたのです
が、やはり画面が小さすぎて読みづらいことは否めなかった
んですね。
ってか、iPhoneでは正直読めたものではありませんでした。
小さすぎて。
なので、当然iPadには期待を寄せていたわけですが、はたし
てどれだけ読めるものだろうかと心配ばかりしてました。


しかし、です。
ご推察の通り、それは取越し苦労に終わりました。
感想をいえば「超読みやすい」です。
もうね、すんごいですよ。
フツーに両手で本を広げて読んでるみたいな感覚で読めます*1



で、この革新的な点は、これでもう分厚いテキストなんかを
持ち歩かなくてよくなったことですね。
だって、本を裁断して、PDF化して、iPadのなかにぽいっと
ツッコんでおけばいいんですから。
なんという快適さ、なんという身軽さ!



2 メールもすごく読みやすい


横に傾ける読むと、文字のデカさにびびります。
こんな大きくていいのか、とアホすぎる感想が口から飛び出
すほどデカく読みやすいです。
これでBluetoothでワイヤレスキーボードとつなげば、超速で
文字を入力することができます。
こんな感じで。
いまその環境でこれを書いているのですが、すごく快適です。



3 Safariが超速

iPhone 3GSもそこそこですが(※WiFi下なら)、iPadは超速
です。
iPhoneがチャリンコだとしたら、iPadは車です。そんだけ早いです。
また、Safari特有のTopsiteがiPadでは出てくるので、iMac
MacBookブラウジングしているような快適さを味わえま
す。
これも画面がデカくなったからこそ。


4 動画も余裕


もちろん動画も大画面で愉しめます。
いままでiPhoneで見たこともあったのですが、正直あれでは
愉しめませんね。当たり前ですけど。
しかしiPadなら「映画」を観ることができます。
余裕で。
とにかくデカい。デカすぎる!


しかし、おそらくこれらは実際に手にとって体験してみなけ
ればわからないことです。
懐疑的なみなさん(?)とおなじように、「ただデカくなっ
ただけだろ」的な印象がありました。
しかし、iPadに触れた瞬間、それが如何に傲慢だったかを思
い知らされました。
とにかく一度触ってみてください。
これはマジですごい端末です。
ほかにも言及したい点が多々あるのですが、とりあえずの今
回は直感的な感想までということで。

*1:i文庫HDを使用してます。GoodReaderだと「本」にはならない。読めるけど