日記

2012年1月に見た、読んだ、使ったもの

あけましておめでとうございます(もう2月だ!)。 このエントリでは、年明けから1ヶ月くらいのあいだに見たもの、読んだもの、使ってみたものを日記帳(DAY ONE)から掘り起こしてみました。 そうそう、未見なら『ALWAYS三丁目の夕日'64』をぜひ。今回も素…

コンテンツを自炊しちゃダメ!?

完全に同意。 佐藤秀峰日記 漫画onWeb 自炊代行について スキャンされない唯一の方法は、本を販売しないことです 『フリー』という本には、「すべてコンテンツはフリーになりたがる」という原則が書かれていました。 フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦…

ホワイトボード、かなり使えます!

今年のマイベスト映画「ソーシャル・ネットワーク」で印象的だったのは、呪いの物語とホワイトボードでした。 「ハーバードみたいなエリート大学に行く人間は、思いついたアイデアなりフローチャートなりをホワイトボードに書き留めておくんだな」と教養のな…

意志決定モデルをつくろう:『自分のアタマで考えよう』その2

ちきりんさんの新刊『自分のアタマで考えよう』を読み終えました。どれも身につけたい技法ばかりの良書だったので、連続してエントリを上げていこうと思います。 今日は「意思決定モデル」の作り方について。 自分のアタマで考えよう作者: ちきりん,良知高行…

iPhone4S買いました

ソフトバンクが気前のいい徳政令キャンペーンを開始してくれたので、いままで使っていたiPhone3GSから4Sに機種変しました。 ソフトバンク「実質無償機種変更キャンペーン」 iOS5にアップデートされ、ICloudサービスも開始されたこともあり、すごく使いやすく…

男やアイデアは褒めて伸ばす

先日、ネットで商品づくりの会議をしていたのですが、そこでアイデアがたくさん出されました。 こういった場でよく見かけるのは、アイデアを否定する人です。 『新「伸びる人」の条件』という本では、否定する行為を「アイデア殺人」という強い表現で批判し…

ネットショッピングのハードルを破壊した無料返品サービス

「必要なものを全部入れられるバッグがほしい!」 ギラついた欲望をついに抑えられなくなったので、ネットで探してみることにしました。 バッグに入れたいものは、 あと、MacBookAirも! リストアップが終わったところで、さっそく検索開始です。 1時間ほど…

ストリートスマートの必須習慣・「概念化」トレーニング

先日紹介した勝間本の中で、もっとも使える「概念化」を紹介します。 勝間和代を「私」に最適化する:『高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人』 1.習慣 (1)ものを概念化する癖がある と、そのまえに、概念化ってなに? 「概念化」するというの…

ソーシャルメディア時代の修正法

驚きました。あの島田紳助が引退するとは・・・。 島田紳助緊急会見・芸能界引退 暴力団関係者との交流を理由に http://bit.ly/oKSmPQ 引退会見の動画も見ましたが、「暴力団関係者と関係があったから」という、なんとも釈然としない理由でした。 大人の事情が…

生き延びるための物語:『世界の電波男』

なぜぼくたちは物語を求めているのか。 それは「願望充足の予感」を与えてくれるから。 世界の電波男 ― 喪男の文学史作者: 本田透出版社/メーカー: 三才ブックス発売日: 2008/04/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 119回この商品を含むブログ (51件) を…

リスクを取らないことがリスク:『リスクの正体』

リスクの正体!-賢いリスクとのつきあい方 (木星叢書)作者: 山口浩出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2009/01/07メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (12件) を見る リスクとは「予測できない危険」のことです。な…

だれもがプレゼンター:『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』

関心のない話を聞くのはつらいものです。 友人の自慢話から、販売員のセールストークまで、周囲には関心をもてない話が溢れています。 もっと上手くプレゼンしてくれたらいいのに。 が、プレゼンは人ごとではありません。ぼくたちは聞き手であり、話し手でも…

荒れた空間を整理する

世界は秩序から無秩序に向かっています。 物理学ではこれを「エントロピー増大の法則」といいますが、ようするに整っていた状態からカオスに向かっていくわけですね。 たとえばペン立て。 これはぼくの机の上に置いてあるものですが、ご覧のとおり、めちゃめ…

アイデアはクリエイターだけのものじゃない:『アイデアのつくり方』

アイデアは閃くものだと言われてますよね。 フリスクのCMは、そんな「閃きの場所」を示しています。 会議室でアイデアは生まれないんだよ!、なんてこともないと思いますが(笑)、このCMはアイデアというものが一般的にどのように捉えられているかをよく表し…

iPad2買いました

ちょうど1年前にiPad(以後、iPad1)を購入したのですが、3ヶ月ほど使用して手放してしまいました。 理由は、重すぎたことと、持ちづらかったから。 しかし、先日購入したiPad2(Wifi 16GB 黒)は、 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = …

全部取りより「一点豪華主義」で

ぼくの部屋には計2台の机があります。ひとつはPC用、もうひとつは作業用の机です。 しかし、どうも後者の机が狭くて困ってます。本やら文房具やらペットボトルやらが散乱してるので、作業するスペースがありません。地味にストレスが溜まっていきます。 そ…

最強のインタビュー術

注:お蔵入りしていた下書きを見つけたので、アップします。 今年の2月頃にメモっておいたものです。 きのうの昼頃、名インタビュアーの吉田豪さんが、あるつぶやきをRT(リツイート。気に入ったつぶやきを拡散する行為)してました。 そのつぶやきの内容は…

IQテストでそこそこの点数をとるコツ

2chで流行っている(らしい)IQテストをやってみました。*1http://onemansblog.com/wp-content/uploads/2007/11/iqtest.swf 全問解答するのはなかなか骨が折れたのですが、わりと楽しかったです。 コツもわかりました。 『テスト・ザ・ネイション』でテスト…

怒りの消火方法:『もう、怒らない』

先日、怒りの体験をしました。 (電話で在庫確認をしようとして…)「あ、すみません。そちらにiPad2の在庫、ありませんでしょうか?」「iPad2の在庫ですか? すべて完売していますが…(まだ何か?)」 電話をとられた方は、その声色や落ち着ついている感じ…

「良い人」はアプローチが苦手

先月の28日からiPad 2が発売されました。 近くの家電量販店(ヤマダやビックカメラ)にも入荷したようなのですが、超人気ガジェットのため、どこにも在庫がありません。アップルストアで予約するのも有りですが、手元に届くまで2週間ほどかかるとのこと。…

ホップ、ステップ、ジャンプ→『虐殺器官』

先日、伊藤計劃さんの『虐殺器官』というSF小説を読みました。 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/02/10メディア: 文庫購入: 75人 クリック: 954回この商品を含むブログ (517件) を見る これが大変読み応えのあ…

「見えない」ものを「見る」方法

このあいだ『批評理論入門』という本を読んだんですが、読んでいて発見したことがあっ たので、今日はそれを書きます。 批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)作者: 廣野由美子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/03/01メディア…

すごいぜ、iPad

革命的なデバイスが登場しました。 「期待値が高いとあとで失望する」 と言われますが(実際そうです)、iPadにとって過剰な期待などなんのその。 プレッシャーにもなりません。軽くK点を超えていきました。 ズバッとね。 ほんとうに素晴らしい端末の登場で…

 アバターは芸術?→「岡田斗司夫のひとり夜話7」

「岡田斗司夫のひとり夜話7」(in 大阪)に参加してきました。 大阪まで片道250km。 往復で500km。 新幹線を使ってもこの距離はなかなかw まぁ、それはいいや。そのイベントで岡田さんが3時間ずっとしゃべり倒していてすごく面白かっ たんだけ…

「よりよい」を目指すから悩みは生じる→『BRUTUS 2/15号』

BRUTUS ( ブルータス ) 2010年 2/15号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2010/02/01メディア: 雑誌購入: 6人 クリック: 53回この商品を含むブログ (32件) を見る これはぜひシェアすべきアドヴァイスだと思ったので引用しておきます。 (以下、…

草食系男子はガキなのか?

このあいだ読んだ本にちょっと納得がいかないところがあった。 それはこんな文章だった。 倉田 私は、ああいう男性(自注;草食系男子のこと)をすごく幼稚だと思っています。 常に受身で、相手にリードしてもらうことを望む。最近の女子は積極的だから、自…

いま読んでるあれこれ

『レコーディング・ダイエット 決定版』と『デフレと円高は何が「悪」か』と 『15×24』を読んでる。 レコーディング・ダイエット決定版 (文春文庫)作者: 岡田斗司夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/01/08メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 124…

レンタル6本+『ハッピーフライト』

数日前にTSUTAYAで、 『その男ヴァン・ダム』 『ヘルボーイ ゴールデン・アーミー』 『ハッピーフライト』 『俺たちに明日はないッス』 『秋深き』 『トウキョウソナタ』 の計六本をレンタルした。 見応えのありそうな作品ばかりである。 個人的に注目してい…

スローリーディング実践

村上春樹の『アフターダーク』でスローリーディング(@平野啓一郎)を実践中。 とにかく、「なぜ」という疑問を意識的に突きつけることに集中する。 すると、いろいろな疑問が噴出してくる。 ・なぜ「アフターダーク」というタイトルなのか。 ・なぜ「カメ…

前回の続き。

「なぜ自分のために働いてはいけないのか」について内田先生から教えを乞う。 (参考文献:「ひとりでは生きられないのも芸のうち) 私たちの労働の意味は「私たちの労働成果を享受している他者が存在する」 という事実からしか引き出すことができないからで…