「良い人」はアプローチが苦手
先月の28日からiPad 2が発売されました。
近くの家電量販店(ヤマダやビックカメラ)にも入荷したようなのですが、超人気ガジェットのため、どこにも在庫がありません。アップルストアで予約するのも有りですが、手元に届くまで2週間ほどかかるとのこと。
一刻も早く手に入れたい場合、手間を惜しまずリアル店舗に電話で在庫確認するという方法が有効です。いわゆる隙間戦略ですね。競争相手を出し抜いて買うしかない(笑)
しかし、実際のところ、ずっと電話できず現在に至ります。電話確認は30秒で済みますし、無駄な移動・時間コストも支払わずに済みます。電話確認するのが合理的な判断というものです。
とはいうものの、一度電話確認してしまったところには「しつこいヤツだな」と思われてそうで、二度目の電話がかけられません。
ぐぬぬ。
恋愛もおなじですよね。
恋しい女の子(笑)にメールや電話しようとしても、iPad 2現象がストップをかけます。「おい、しつこいヤツだと思われるぞ」と。
だからアプローチが消極的になりがちです。
そもそもiPad 2や女の子にアプローチをかけようとしているのですから、欲望はあります。にもかかわらず、その「現実」は見たくない。無垢で欲望とは無縁の「良い人」であることを望みます。だから「ガツガツしている自分」に耐えられず、電話をかけられないんですね。良い人がアプローチが苦手なのは、「自分は良い人である」という自意識ゆえです。
ひ〜。
では、どうすればいいのか? 答えは見えています。「悪い人」になるしかない。
ところで「悪い人」とはどんな人でしょう? 『モテキ』というマンガに出てきます。
ごめん
フジ君とはやっぱり普通の友達でいたいよ
ほんとゴメン*1
主人公フジ君は、口説いた女の子に旅行先でフラれてしまいます。
とうぜん心に傷を負うわけですが、この先が「良い人」とはちがいます。
しかし俺ももうすぐ三十歳
図々しさだけは一人前だぜ!!
見事な「悪い人」ですね(笑)。勉強になります!!