全部取りより「一点豪華主義」で
ぼくの部屋には計2台の机があります。ひとつはPC用、もうひとつは作業用の机です。
しかし、どうも後者の机が狭くて困ってます。本やら文房具やらペットボトルやらが散乱してるので、作業するスペースがありません。地味にストレスが溜まっていきます。
そこで本やノートなどを置けるサブデスクを探しに行ってきました。
予算:1万円でよろしく。できたら5千円くらいがいいな!
欲しいもの:本がたくさん置けて、メインデスクと高さが同じで、できたら同じ色のヤツで!
まずニトリに行ってみました。結果は惨敗。すべての要求を満たす机はひとつもありませんでした。べつの家具屋さんにも行ってみましたが、予算オーバー(12万する机って何?)だったり、高さや色がちがったりして2連敗。
ちぇっ。
まあ、よくよく考えてみれば、すべての条件を満たすことなんて無理ですよね。異性に、仕事に、人生にたくさんのことを求めれば求めるほど、該当するものは減っていきます。
結局、全部取りはできない。どこかで妥協するしかない。
アルファブロガーのちきりんさんは、こんなとき「一点豪華主義」で選ぶ方法を勧めてます*1。つまり、欲しいもの全部満たすなんてのは無理なんだから、「ここだけは譲れない!」という基準をもうけて選んだらいい、ということです。
ぼくの場合、机を3台にすることによって、作業効率を上げることが目的なので、ぶっちゃけ「色」はどうでもいい。ついでに「高さ」も。なにより、まだ思いつきを試す実験段階なので、最小限のリスクで試してみたい。とすると、ぼくが譲れないものは「予算」になります。
そ、それだ!
驚くべきことなのは、こんなふうに「譲れないもの」をじっくり考えてみないことには、自分が欲しいものが分からないということです。
いやぁ、もっと分かってるつもりだったんだけどなぁ。
現代はやたら選択肢が多く、いつも迷ってしまいます。
これが罠なんですよね。むしろ、不幸を生むことだってあります。あっちにしとけばよかった、と後悔したことありませんか?(笑)
だから全部取りよりも、「これだけは譲れない」という自己基準を満たすものを選んだ方がいい。
というわけで、何かを選択するときは、「一点豪華主義」がおススメです。
ちなみに、予算基準で考えたら、最良の方法を思いつきました。
家にある机で代用する、です。おかげで0円で幸せになれました。
ラッキー(笑)
*1: