S・ストーンの美を味わう「氷の微笑2」


シャロン・ストーン主演の大ヒット作「氷の微笑」の続編。


47歳だとというのに、その年齢を微塵も感じさせないS・ストーンの

美しいパッケに惹かれて、とりあえず鑑賞参考までにネットでレビュー検索してみた。


すると、どこいってもものすごい評価低い。

というか酷評しかされていない。


・・・、でも、ほんとに、そうなの?


懐疑的な性格なもので、どーもそういったご意見には自分フィルター

に欠けてみないと判断を下せないせないもので、(というか下心が

抑えられなくて)借りて見てみることにした。


っで、感想。

うーん、確かにみなさんが言うようにいまいち。


どこが?


原因は3つほどある。


シャロン・ストーンの容疑を検証するために、警察側から要請された

分析医が急にバカになるから。(最初は騙されまいという意志がみなぎる懐疑的で

聡明な精神分析医なのだが、中盤から急にキャラクター性に破綻が…。

キャラが一貫性に欠けるのはいけない。ここからうそ臭さが匂いだす。)


・ストーリーが観客にとってはどーでもいいよた話に見える。

(連続殺人犯はC・ストーンなのか?というのが主題だけど、

その犯人を知りたいとあまり思えない。なぜなら前作で・・・、

ってそれを語るとネタバレに。。分かりづらくて、ごめんなさい。)


・後半の容疑の擦り付け合いの展開がミエミエ。

(・・・記述すると、鑑賞力が激減しますので差し控えます。ここもごめんなさい。)


大きくいってこの3つが主因。


とくにストーリーへの興味ってのは、起こりにくい。


「誰が犯人か?」では正直この映画は引っ張れない。

(論拠は差し控えます。)


やっぱり肝心要のストーリーの魅力不足は大きな痛手。

そしてそのストーリー展開もミエミエとあれば、やはり評価も低くならざる終えない。


うん。やっぱりあれだけ叩かれるのは仕方ないかもしれない。


しかし、ダメな点ばかりというわけでもない。

まず本作で、前作クエッションの回答はなされる。


「ほんとにシャロンストーンが犯人だったのか?」という問いの答えである。


まぁ、前作でもある道具がその人の犯行だと象徴的に示しているけど、

本作のラストでは、あれよりか多少わかりやすく表現されている。


でも、そんなところはお菓子パックについているおまけ。


本作を鑑賞する意味があるとしたら、それはやはりシャロン・ストーン

美さが思いっきり堪能できるところである。


色気と身体美。

これが映画という媒体で思う存分表現されている。


いままでの鑑賞履歴を振り返っても(たぶん1000作以上は見てるはず。)、

あれだけ美しいシーンを見た覚えは1,2度しかない。


精神分析医との色気だたようやりとり。

その彼とのベットシーン。

また衣類を剥いでの、入浴シーン。(ここは必見です。)


これらの超貴重映像を見るだけでも価値あるんじゃないか?っと

私見では思う。

って、それじゃ色欲におぼれた分析医と変わりないなぁ。(恥)


しかし本作を「楽しむ」というなら、その道以外は険しき道というのも事実。

というわけで、そちら方面を期待される方に本作をご推薦いたします。


にしても、人生を折り返し地点の方の肉体美が、ココまで美しいとは衝撃だった。

サイダー・ハウス・ルールのシャーリーズ・セロンよりも色っぽいんじゃないか?


あの年にして、ここまで美しさを持続できるって言うのは、一つの驚異的な事例だよなぁ。