上手な汗の流し方:『上達の技術』

モノゴトを上手になりたい人は多いですよね。 上達するのは楽しい。いままでデキなかったことがデキるようになるから。 上達の技術 一直線にうまくなるための極意 (サイエンス・アイ新書)作者: 児玉光雄出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2011/04/16…

アイデアはクリエイターだけのものじゃない:『アイデアのつくり方』

アイデアは閃くものだと言われてますよね。 フリスクのCMは、そんな「閃きの場所」を示しています。 会議室でアイデアは生まれないんだよ!、なんてこともないと思いますが(笑)、このCMはアイデアというものが一般的にどのように捉えられているかをよく表し…

自動思考にご用心:『はじめての認知療法』

まず、こちらを。 ありませんか、こんなこと?(笑) これはぼくの体験談ですが、かんたんに説明しますと、車内に入ってきた女性が自分のとなりに座らなかったことを「認知」して、自分が嫌われているように感じて悲しくなり、クサっている4コマ漫画です。 こ…

全部取りより「一点豪華主義」で

ぼくの部屋には計2台の机があります。ひとつはPC用、もうひとつは作業用の机です。 しかし、どうも後者の机が狭くて困ってます。本やら文房具やらペットボトルやらが散乱してるので、作業するスペースがありません。地味にストレスが溜まっていきます。 そ…

怒りの消火方法:『もう、怒らない』

先日、怒りの体験をしました。 (電話で在庫確認をしようとして…)「あ、すみません。そちらにiPad2の在庫、ありませんでしょうか?」「iPad2の在庫ですか? すべて完売していますが…(まだ何か?)」 電話をとられた方は、その声色や落ち着ついている感じ…

型から数を取り戻すための『速算術入門』

問題です。 ビックカメラで7588円の扇風機を買うために1万円札で払いました。 さて、お釣りはいくらでしょう? 10000−7588=???円 この引き算を何秒で解くことができるでしょうか? ぼくは1秒で解けました。それも暗算で。答えは2412…

「書き言葉」をインストールしよう→『文書術ー読みこなし、書きこなす』

文書術―読みこなし、書きこなす (中公新書)作者: 工藤順一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/09メディア: 新書購入: 3人 クリック: 76回この商品を含むブログ (9件) を見る ご無沙汰してます。 映画をいくつか観たのでそのレビューも近々書こうと思…

能力主義社会での生き方→『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法作者: 橘玲出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/09/28メディア: 単行本購入: 22人 クリック: 1,035回この商品を含むブログ (122件) を見る この本の結論はさほど目新しいことをいってません。 どこかの本で聞いた…

外の世界から身を守るための敬語→『ちゃんと話すための敬語の本』

ちゃんと話すための敬語の本 (ちくまプリマー新書)作者: 橋本治出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/01/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 61回この商品を含むブログ (62件) を見る 書店でこの本を手にとったとき、ぼくは宇多田ヒカルを思い出しました…

究極の2択→『わたしと仕事、どっちが大事?』

「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか―弁護士が教える論理的な話し方の技術作者: 谷原誠出版社/メーカー: あさ出版発売日: 2006/08/28メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 23回この商品を含むブログ (31件) を見る ときどき耳にする究極の2択。 …

ホップ、ステップ、ジャンプ→『虐殺器官』

先日、伊藤計劃さんの『虐殺器官』というSF小説を読みました。 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/02/10メディア: 文庫購入: 75人 クリック: 954回この商品を含むブログ (517件) を見る これが大変読み応えのあ…

明日もまた日は昇る、じゃない!→『知性の限界』

すごくおもしろい本を読みました。 知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社現代新書)作者: 高橋昌一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/04/16メディア: 新書購入: 17人 クリック: 192回この商品を含むブログ (70件) を見る この本のなにがお…

「見えない」ものを「見る」方法

このあいだ『批評理論入門』という本を読んだんですが、読んでいて発見したことがあっ たので、今日はそれを書きます。 批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)作者: 廣野由美子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/03/01メディア…

『ご飯を大盛りするオバチャンの店は必ず繁盛する』

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書)作者: 島田紳助出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/05メディア: 新書購入: 5人 クリック: 194回この商品を含むブログ (127件) を見る 島田紳助が経営者であ…

禁じられた数字から身を守るには…→『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い』

「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)作者: 山田真哉出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/02/15メディア: 新書購入: 2人 クリック: 195回この商品を含むブログ (161件) を見る ひとつ前のエントリで扱った…

数字はレトリック→『食い逃げされてもバイトは雇うな』

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)作者: 山田真哉出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/04/17メディア: 新書購入: 3人 クリック: 170回この商品を含むブログ (243件) を見る このタイトルの意味するところは、「食い逃げ防…

無理なく人を動かす方法→『戦略的思考の技術』

戦略的思考の技術―ゲーム理論を実践する (中公新書)作者: 梶井厚志出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2002/09/01メディア: 新書購入: 36人 クリック: 205回この商品を含むブログ (74件) を見る 世の中には見えていないものがある、というのは常套句だけ…

 「体の声を聴け」

長いあいだ更新せずにすみませんでした。 いろいろと忙しかったことと、パワーアップのトレーニングをしている最中 で、なかなか映画批評がなかなか書けなくて…。 と、エクスキューズはこのくらいにして、ネタが入荷したので、本日はそれ について書きたいと…

『知的ストレッチ入門』

知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る (新潮文庫)作者: 日垣隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/03/29メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 212回この商品を含むブログ (42件) を見る *書評ではなくメモです。 どうしたら自己能力の限…

日本語は英語に優る→『日本語は亡びない』

日本語は亡びない (ちくま新書)作者: 金谷武洋出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/03/10メディア: 新書購入: 2人 クリック: 97回この商品を含むブログ (24件) を見る ※ちょっと気取った文体で書いてみました。 なんでもモノゴトの上達のコツは達人の完コ…

批判ってのは根拠と導出にツッコミを入れること→『論理トレーニング101』

論理トレーニング101題作者: 野矢茂樹出版社/メーカー: 産業図書発売日: 2001/05/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 75人 クリック: 1,253回この商品を含むブログ (551件) を見る ぼくらはよく批判をする。 最近のネタだと「ジュード・ローがワトソン…

他者と良好な関係を築く→『2日で人生が変わる「箱」の法則」

2日で人生が変わる「箱」の法則作者: アービンジャー・インスティチュート,門田美鈴出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2007/09/06メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 22人 クリック: 187回この商品を含むブログ (106件) を見る 雨が降っている日だった。 …

『アイアムアヒーロー』

ご無沙汰してます。 ひさびさの更新ですが、今回は最近読んだマンガのレビューです。アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)作者: 花沢健吾出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/08/28メディア: コミック購入: 15人 クリック: 2,267回この商品を含むブログ…

お金をもっと刷ろうよ→『日本経済復活 一番かんたんな方法』

日本経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443)作者: 勝間和代,宮崎哲弥,飯田泰之出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/02/17メディア: 新書購入: 5人 クリック: 405回この商品を含むブログ (52件) を見る を読みました。 以下は、その簡単な感想とメモ…

概念を応用する→『地アタマを鍛える知的勉強法』

地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)作者: 齋藤孝出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/17メディア: 新書購入: 4人 クリック: 48回この商品を含むブログ (26件) を見る 2,3年前、齋藤孝さんの本をよく読んでました。 『声に出して読みたい日…

みんなが大好きなのは月→『使える!経済学の考え方』

使える!経済学の考え方―みんなをより幸せにするための論理 (ちくま新書)作者: 小島寛之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/10/01メディア: 新書購入: 78人 クリック: 1,969回この商品を含むブログ (40件) を見る 数カ月間ブログのトップに飾っていた本の…

草食系男子はガキなのか?

このあいだ読んだ本にちょっと納得がいかないところがあった。 それはこんな文章だった。 倉田 私は、ああいう男性(自注;草食系男子のこと)をすごく幼稚だと思っています。 常に受身で、相手にリードしてもらうことを望む。最近の女子は積極的だから、自…

デフレと円高の何がマズいのか?→『デフレと円高は何が「悪」か』

いまの日本はデフレで円高だそうです。 ところで、そのデフレと円高のなにがマズいの? ここんところを丁寧に説明してくれてるのが『デフレと円高は何が「悪」か』です。デフレと円高の何が「悪」か (光文社新書)作者: 上念司出版社/メーカー: 光文社発売日:…

いま読んでるあれこれ

『レコーディング・ダイエット 決定版』と『デフレと円高は何が「悪」か』と 『15×24』を読んでる。 レコーディング・ダイエット決定版 (文春文庫)作者: 岡田斗司夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/01/08メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 124…

キャッチされなきゃ生きていけない→『ハックルベリイ・フィンの冒険』

昨日の本を使い回してエントリをうpします。 生きる技術は名作に学べ (ソフトバンク新書)作者: 伊藤聡出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2010/01/19メディア: 新書購入: 23人 クリック: 395回この商品を含むブログ (84件) を見る 二匹目…